青学2年生が1年で年商7,000万円の会社を作った話

青学2年生が1年で年商7,000万円の会社を作った話


“ブログを書く”ってSNSがメインになってきた現在では、今の時流には合わないとは感じつつも、一本の動画にするほどの元気もないので、ブログに書こうかなと思います。

まずはじめに

私の経歴について軽く説明したいと思います。
現在20歳、青山学院大学社会情報学部に通う大学3年生です。アパレルブランド「That’s life」等アパレル事業とマーケティングコンサル事業をおこなっている株式会社Cloutの代表を務めています。

高校の頃は部活動だけを懸命に取り組み、世界大会に3度出場したこともあります。笑

なぜ起業したのか

当時、私が起業した理由は、自分の腕がどこまで世の中に通用するのか試してみたかったからです。
大学入学後、コロナの影響もあり在宅が余儀なくされ、平凡に生きていてもつまらないと思い、とりあえず世の中と戦うために、大学1年生で自分でビジネスを始めました。

小遣い稼ぎを開始

まず最初に始めたのは動画配信者のモデレーターや動画企画です。有名ゲーム配信者のお手伝い役となり、月8万円程を稼ぐことができました。次に目をつけたのは、古着の卸売やせどりです。コロナの影響もあり、僕が始めた当初は情報さえ持っていれば無双状態でした。せどりでは月50~150万円ほど稼ぎ、大学生の中ではある程度自由なお金を持っている方でした。

1人じゃつまらなくなった。

大学2年生に入り何か物足りなくなりました。個人のビジネスでは1人で動くには時間が限られるし、収入もいずれ頭打ちがくるなと感じていました。そんな時にふと起業しちゃえと思い、自分の友達で一番賢くて信頼できる人をパートナーにして起業しようと決めました。

僕の友達で一番賢かったのは早稲田商学部で中学校の同級生だった篠田くんです。それでラインを送ると、即答で承諾してくれて、その日に2人ともバイトを辞めました。

アパレルへの挑戦

翌日には渋谷のクリスピークリームドーナツで集まり、何の事業で起業するのか、自分たちのノウハウを活かせるのは何かひたすら考えました。


コロナ禍では、自分たち大学生はD2Cで服を買う機会が多く、少ロット即完売モデルのD2Cが目立っていた為、インスタグラム拠点のアパレルブランドを立ち上げようと決めました。

そして自分達の目で市場調査を始めました。どのアパレルが何秒で売れて、何円で転売されているのか。どのようにPRをかけているのか。なぜTikTokなのか。なぜInstagramなのか。運営している会社の規模はどの程度なのか。徹底的に洗い出しました。

市場調査が終わり、生産コストの低いTシャツの販売から始めようとリリース日を7月に決めました。
生産コストの問題は最初の障壁でした。都内の生産会社にひたすらメールを送りまくり、ひたすらに見積もりをもらいまくりました。今考えれば、大変失礼なことをしていましたが、、、

そのような中で、何件か低コストでもやってもいいと言って下さった方がいらっしゃり、その中でもクオリティが一番高い工場にお願いしました。今でもその会社様とはお取引を継続しております。

世の中は全てマーケティング

次に商品制作と宣伝方法です。

生産先なんて調べれば誰でも作ってもらえるような社会ですので、マーケティングで完全勝利できることだけを考えました。

そのため、マーケティングやコピーライティング、社会行動心理学の本を20冊以上読み漁りました。
(読書が趣味なので、勉強することが楽しかったです笑)


商品制作では、トレンドに沿ったデザイナーの方を起用させていただき、どこのブランドも販売していなかったヴィンテージTシャツを最初に作成いたしました。

販売方法についてですが、その頃はどのブランドも完全にインフルエンサーマーケティングでした。エンゲージが高く、フォロワーがたくさんいる人に服を着させて撮影をする。それだけでめちゃくちゃ服が売れてました。しかし、同じようなPRをしても勝てるわけがなかったので、フォロワー数、いいね数、コメント数などの表に出ている数字ではなく、そのインフルエンサーが抱えるファンの熱量がどの程度なのかという数値を独自のアルゴリズムで作成し、インフルエンサー様を起用させていただきました。

無事商品リリース

結果は見事、予想よりも遥かに売れ、リリース商品で損益分岐点を突破。

見事に、軌道に乗ることができ、12月には原宿でPOP UPを行うことができ、おかげさまで500人を超えるお客様にご来場いただきました。


日々DMでもお客様より、ご好評の言葉をいただいており、直接会えないお客様の声もお聞きすることができ、それが完全に弊社のやりがいとなっております。

今年の2月ごろには売上も安定してきましたので、マーケティングコンサル事業とアパレル事業により力を入れるため、株式会社Cloutを立ち上げました。


Cloutの意味は直訳で影響力という意味です。僕たちの会社は、なんの商材でも売れることを目標とした数値に特化したマーケティング会社です。
(コンサルの新規案件いつでも待ってます笑)

今後について

来月にはブランド立ち上げ1年を迎え、年商は7700万ほどを見込んでおります、2期目に関しましては、新たな事業計画も進んでおり、現在の従業員と一緒に営業利益1億円を目指しております。

僕が1年で年商7,000万円の会社を作った話はざっとこのような感じです。

今は、毎日のように従業員と切磋琢磨仕事をしております。従業員は皆学生ですが、やる気と志だけは僕に負けないくらい高いと思います。みんな素直で純粋にいいやつばかりです。この会社で仕事できてることが幸せであり、このブログを書いていて、起業して良かったなと思いました。

2期目の営業利益1億円は簡単なことではないと思いますが、自分への自戒の意味も込めて書いておきます。

ここまで読んでいただいた方は本当にありがとうございます。

ただ思ったことを書いただけですが、最後まで読んでいただいた方はぜひインスタdmにでもコメントかスタンプください、笑